FC2ブログ
2011 031234567891011121314151617181920212223242526272829302011 05

日本と米国と中国と…

東日本大震災により、戦後最大の危機的状況を如何に脱するのか?といったことは、国民、国家の死活問題として日々取り上げられておりますが、今日はあえて日本経済を取り巻く世界経済情勢について、どのような状況にあるのか?考えてみたいと思います。

ご承知のように世界経済を見ていく上では、牽引役である米国と内実は別にして堅調を維持している大国の中国を避けて通ることは出来ないでしょう。

そんな二国間の為替においては、対ドルで元が最高値を更新するといったことで、徐々に元の価値が上向いてきている訳ですが、中国の立場からすると国内企業を守り、インフレを抑制し、外交的に対外貿易収支の改善に努めなければならないなど、極めて困難な問題を抱えております。

元が、ジワリジワリと切り上がってきている背景には、積み上がり過ぎた外貨準備高ということもあるのではないかと思われます。

その額、日本円に引き直してみますと、なんと約250兆円程度になるのではないでしょうか。

これは、日本のGDPの50%相当ということになり、闇雲に元を安いレベルに誘導していくのに歯止めが掛っても不思議ではないでしょう。

中国企業も「追いつけ!追い越せ!」を合言葉にしているのかどうかは分かりませんが、ここ数年で意外なほどの成長を見せている企業もあり、これで世界で戦えると錯覚し始めているのかもしれません。

こんな客観的な意見を述べれるのも長くない可能性もあり、政治、経済、国民生活が各々に自己都合主義に立脚した状態が継続していく中で、社会保障問題に解決の目処も立たないままであれば、技術立国としてのブランドも過去のものと化してしまう恐れも…

次に米国ですが、FOMCを終えてQE2の終了により、一説にはQE3もあるのではとの見方もありましたが、とりあえずその水準にはないものの超低金利は継続する方針を表明しております。

それが日本株の大幅上昇にも結び付いているのですが、このジャブジャブマネーが金価格、穀物価格、資源価格を引き上げる原因にもなっており、米国も中国同様に自国の経済のことしか眼中にない様子です。

そのことは、オバマ大統領の掲げる輸出倍増計画で雇用確保と経済の安定を推進するとの政策に反して、ガイトナー財務長官の対外的リップサービスと揶揄されているように「ドルは強い方が望ましい」などと発言しております。

imagesCAJ4HYTD.jpg

米国も以前は、輸出できる製品を次々と繰り出してこれたものの、現在では至る所(各国)で、ローコストにより安価な製品が作れるといった環境で、為替に頼らざるを得ないということなのでしょう。

このようにGDPで、首位と2位の大国が自国の経済成長のためにぶつかり合う狭間で、日本経済は独自にどのような戦略をもって何を求め、目指すのか?明確に示されなければ、忍び寄る韓国、インドなどの経済政策を着実に進めている国家にも追い越され、世界の中に埋没してしまうことになってしまいます。

実際に起こってから慌てても後の祭りでありますので、復興という命題と共に復活する日本経済へのシナリオを描いてもらいたいものです。

※次回更新は、2日(月)とさせて頂きます。  <(_ _)>

ポチっとクリックしていただくと嬉しいです。
⇓ ⇓ ⇓ ⇓ ⇓ ⇓ ⇓ ⇓ ⇓
にほんブログ村 経済ブログ 日本経済へ
にほんブログ村

ブログランキングのブログん家

スポンサーサイト



.30 2011 世界情勢 comment2 trackback0