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2013 09123456789101112131415161718192021222324252627282930312013 11

想像以上に深刻な雇用問題

先般、設備投資の状況に関して取り上げたことがありましたが、その中で、企業の投資行動を見てみると、やはり国内よりも海外にシフトしており、国内の雇用の拡大には期待できない状況でありますが、海外シフトに傾く原因は、どうも賃金だけの問題という一言で片付けられない根の深いものがあるようです。

海外に活路を見出し、実際に売り上げの過半を海外で上げているような企業というのは、生存を懸けてリスクを取ったり、企業の成長計画に直結するものであったりと、事情は各々に異なるようですが、その熱意というものは、大きな差がないものと思われます。

そして、進出を果たし、現地採用のため面接を経由して、いざ、雇用ということになりますが、新興国と呼ばれる、インドネシア、タイ、ミャンマー、ベトナム等々、日本での採用、雇用とは全く違うパワー、意欲に驚かされるといいます。

企業にとっての新天地は、日本がかつて高度経済成長を成し遂げていく過程にあった頃を彷彿させるようなダイナミズム、それを支える各人の目の輝き…

言葉の問題で詳細が上手く伝わらなかったり、解釈の相違、文化、慣習の違いといった悩ましい諸々の問題はあるものの、それらを相殺しても十分にお釣りが来るだけの希望があるのだと…

日本も先進国の仲間入りを果たして、一億総中流なんて言葉と引き換えにアグレッシブというエネルギーの源に亀裂が生じ、考える力まで減退してしまったのではないでしょか?

雇用の問題を語る上で、今後、如何にして求職者と雇用者のミスマッチを埋めていくことが出来るか?といった議論がなされますが、こうした問題は、ある意味、先進国病という言い方も出来ます。

成熟した社会で、個人の充実を求めていくことは自然の摂理であり、絵に描いたように需要と供給のバランスが保たれるということは不可能でしょう。

東北の復興事業にオリンピックのインフラ、関連事業、更には、都市開発と建築業界の活況は、誰もが羨むところですが、全くといっていいほど人材が追いついておらず、このセクターに限っての有効求人倍率は、2.4倍にまで膨らんでいるものの、どうにもならないという現状、このままでは、一時的にでも海外から人夫を派遣採用して凌がなくては、工期に間に合わないのではないかという懸念も残ります。

こうした背景から考えると、雇用の問題は、思っている以上に根が深そうです。

もし、米国の高い失業率も、こうしたことに起因しているなら、FRBの金融緩和の効果も期待出来ず、見解としては、サマーズ氏の論文に記されたことが正論ということになり、EXITに近づくほど傷口が拡大するのに比例してしまいます。(怖)

マーケットは、ここまで期待が先行してきたことにより、好決算必至というのが前提条件と考えられますので、チープな決算だと叩き売られることも…

ここは、個別株の動向に注意しながら、値嵩株の好決算、上方修正を願うほかないのでは…?

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.30 2013 雇用・経営関連 comment0 trackback0